今回は、ジョージア不動産市場のレポートをご紹介します。
対象エリアは首都トビリシの内容が多く含まれています。
ジョージア不動産市場の動向を把握する際に、ご活用ください。
目次
ジョージア不動産市場まとめ
2024年11月、トビリシでは合計3,560件の取引が行われ、2023年11月と比較して10%増加しています。
平均販売価格は1,247$/SQMで、年間4%の成長を示しています。
家賃価格は11.5$に達し、2023年の同時期と比較して8%減少しました。
取引量、希望販売価格、賃貸利回りの詳細
2024年11月、トビリシの住宅不動産市場の取引件数は3,560件に達しました。
2024年10月と比較して3%減少しましたが、年間で見ると成長率は10%に達しました。
2024年の11か月間の販売物件の累計数は、前年同期と比較して2%増加しました。
11月には、希望販売価格が1,247$に達し、年間成長率は4%のプラスとなりました。
市場規模は2億9,000万$に達し、年間で15%の増加となりました。
11月の平均家賃は11.5$で、前年比8%減で、前月と比べるとほぼ横ばいでした。
2024年11月、トビリシの賃貸利回りは9.7%でした。
新築と中古アパートの比較
2024年11月には、新築マンションが846戸販売され、前年比で40%増加の大幅改善、2024年10月比で10%増加となりました。
一方、中古マンションは、合計2,714件の取引があり、前年比3%増、前月比6%減にとどまりました。
そのため、新築マンションが総販売数に占める割合は24%となり、今年最高の数字に達しました。
新築マンションの平均販売価格は、11月に前年比9%増となり、前月比では3%減となりました。
中古マンションの価格は、前年比5%増となりました。
物件販売数、平均販売価格の詳細
2024年11月、トビリシで住宅物件の販売数が最も多かったのは、ディディ・ディゴミ(総取引数の26%を占める割合)で、次いでサブルタロ(総取引数の16%を占める割合)でした。
新築アパートの販売に関しては、チュグレティ、イサニ、ディドゥベ、ディディ・ディゴミで大幅な年間成長率が見られ、新築アパートと中古アパートの販売数が最も多かったようです。
2024年11月、ムタツミンダの1平方メートルあたりの平均販売価格は約2,500$でした。
ほとんどの地区で新築マンション価格が年間でプラス成長しました。
補足:各エリアの平均販売価格
ジョージア全体と各エリアの平均販売価格($/SQM)は、下記の通りです。
補足:住宅ローン取引量と金利の推移
ジョージア国内の住宅ローン取引量と金利の推移は、下記の通りです。
補足:建設費用の推移
ジョージア不動産の建設費用の推移は、下記の通りです。
補足:不動産価格指数の推移
ジョージアの不動産価格指数の推移は、下記の通りです。
補足:首都トビリシの建設許可数
トビリシで発行された建設許可数の推移は、下記の通りです。
補足:首都トビリシの各地区の取引量
トビリシの各地区の取引量は、下記の通りです。
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